息子の告白…親の心境は?
【映像】「僕、ゲイなんだ」とカミングアウトした息子(実際の写真)
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 近年、東京など世界各国で開催されるようになった、「LGBTQ+」の権利を主張するレインボーパレード。年々 参加者も増え、認知も広がる中、「受け入れたくても、受け入れられない…」と人知れず 悩む人たちがいる。我が子からカミングアウトされた親たち…。ミヨコさんは当時、大学生の息子に「ゲイだ」と告白された。「家に帰ってきて、友だちを連れてきている姿に、ちょっと考えるところがあった。それで聞いてもらいたいことがあるんだよねって言うから…」。

【映像】「僕、ゲイなんだ」とカミングアウトした息子(実際の写真)

 そして、電話で「僕、ゲイなんだ」。ミヨコさんは「本当に寝れなくて、どうなるんだろうっていうのが先立った。夫は怒って『それでいいのか!』ってすごい反対していた」。

 頭では 多様性は大事と理解していながらも、心の理解が追い付かず、不安と葛藤で眠れない日々が続いたという。「世の親はやっぱり親の言う通りになってもらいたい気持ちが強い。自分たちと同じ生活をしてほしい、子どもを作ってほしいっていうのがあるかもしれない。これから先、世間を歩いていけるんだろうかと心配した」と話す。

 あるアンケートでは、LGBTQ+の子を持つ 当事者の親の方が「愛を持って子どもと接することができない」という回答も。親だからこそ受け入れてほしいと願う子どもが多いのも、現実だ。当事者は勿論、その親さえも悩む「カミングアウト」。どう受け止めればいいのか。当事者、その母親と共に『ABEMA Prime』で考えた。

■親にカミングアウトした当事者
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