【車いすテニス】小田凱人-M・デ ラ プエンテ(6月6日/パリ・ローランギャロス)
世界ランキング1位の小田凱人が、準決勝では同3位のM・デ ラ プエンテ(スペイン)を6-4、6-4のストレートで下した。どのショットでも完成度に勝る小田が順当に勝利を収めた形だが、第1セット・第4ゲームに見せたショットは、相手の裏をかき、かつ分かっていても届かないかもしれないというアングルをつけた見事なものだった。
小田のサーブで始まる第4ゲーム。30-0から小田は、相手のほぼ正面にサーブを打ち込んだところ、デ ラ プエンテも力強くリターン。小田のバックサイドを攻め立てた。これに小田はカウンターのような一撃を繰り出した。
相手の意表を突くトリックショット
