小田凱人
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 相手に背中を向けるような体勢になると、そのままクロスに鋭角なショット。相手から見れば“ほぼ背面ショット”にも見えるもので、それでいてサービスコートのさらに半分あたりに角度をつけた状態で打ち込まれては、デ ラ プエンテは拾う気にもなれない。早々に諦め、弾むボールを見送った。

 トリッキーゆえにテクニックがなければ決めることができないショットだけに、目の肥えたフランスのテニスファンからも、おもわず「おおー」と大きなどよめきが起きていた。
ABEMA/WOWSPO/全仏オープンテニス2025)
 

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