【MLB】カージナルス5-0ドジャース(6月6日・日本時間6月7日)
6月6日(日本時間6月7日)に行われたセントルイス・カージナルス対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平が放った“時速180km/h超えの弾丸ヒット”が話題となっている。
0-2、ドジャース2点のビハインドを追う3回表・ドジャースの攻撃。この回先頭で迎えた1番・大谷の第2打席。この打席で大谷は、カージナルス先発のソニー・グレイに対し、初球、内角高めのボール球、142km/hのカットボールをいきなりフルスイングで空振りすると、2球目、外角高めに大きく外れた148km/hの速球は見送ってカウント1-1に。続く3球目、外角低めいっぱいのところを突く138km/hのチェンジアップでファウルを打ち、カウント1-2と追い込まれての4球目、内角高め近いところに投じられた149km/hのシンカーを一閃。すると力強い打球音を響かせながら、打球は地を這うような低い弾道で一二塁間へと飛ぶライナーに。これをセカンドのブレンダン・ドノバンが横っ飛びで掴みにいくも、間に合わずに転倒。打球速度113.4マイル(約182.5km/h)をマークしたこの一打は、その勢いのままライト前へと高速で転がるシングルヒットとなった。こうした大谷の弾丸ヒットに、ファンからは「セカンドが打球で吹き飛んだかと思ったw」「二塁手大丈夫?」「捕れるわけない」「もはは凶器」といった様々な反響が巻き起こることに。
大谷といえば、今季も最高で190km/h近い本塁打を放ち、上位3傑はいずれも180km/h以上をマークするなど、総じて打球速度は速い傾向にあるが、それゆえ、今回のように内野手が追いつけないだけでなく、たとえ追いついたとしても、グラブを弾かれ、ヒットとなるケースも。たとえば3月27日(日本時間3月28日)に行われたデトロイト・タイガースとの本拠地開幕戦では、大谷はセカンドを守るグレイバー・トーレスのグラブを弾く109マイル(約175.4km/h)の強襲ヒットを放ち、話題となっていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
この記事の画像一覧

