【MLB】カージナルス 2-1 ドジャース(6月7日・日本時間8日/セントルイス)
【映像】大谷の“超ラッキーヒット”に相手もショックで立ち尽くす
必死に喰らい付いた打球が、思わぬ結果を生んだ。ドジャースの大谷翔平投手はカージナルス戦に「1番・DH」で先発出場すると、9回に内野安打を放ち、同点のホームを踏んでみせた。この内野安打があまりに"ラッキー"だと話題となっている。
ドジャースが1点ビハインドで迎えた9回表。マウンド上にはカージナルスの守護神ヘルズリー投手が登り、先頭のキム・ヘソン外野手から軽々と空振り三振を奪い、1死走者なしの場面で大谷が第5打席を迎えた。
ここまで3打数ノーヒット、1四球と安打が出ていない大谷だったが、初球にヘルズリーが投じた165キロのストレートを見極めてボールを選ぶと、続く2球目、外角に来た160キロのストレートに手を出した。
打球は二遊間へと転がる何の変哲もないゴロ。通常であれば、"大谷シフト"を敷いて二塁後方にいるショートがさばいてアウトになるような場面だったが、なんと打球はショートのウィン内野手が捕球しようと構えていた手前のセカンドベースにぶつかり、ボールがセカンド方面へと跳ね上がったのだ。
この打球をセカンドのドノバンが捕球するも、俊足の大谷はすでに一塁ベースを駆け抜けていてセーフ。記録はセカンドへの内野安打となった。
このラッキーな当たりで4試合連続ヒットを記録した大谷は一塁ベース上でコーチとともにいつものようにヒットを喜ぶパフォーマンスを見せていたが、悔しそうだったのがショートのウィンだ。完全に捕球体制に入っていたところでベースにボールが当たって機会を失う不運に対し、悔しそうに天を仰いでいた。
このラッキーを逃すまいと、ドジャースは続くベッツ内野手がセンター前へヒットを放ち、エンドランのようにスタートを切っていた大谷は一気に三塁を陥れると、3番のフリーマン内野手は空振り三振に倒れたものの、その際にバッテリーがワイルドピッチ。三塁ランナーの大谷が生還してドジャースが土壇場で追いついた。
惜しくもその裏に失点して勝利を逃したものの、大谷の"ラッキーヒット"に対しファンはSNSで「ラッキーを活かそう」「気迫が繋がる」「日ごろのおこないでた」と大谷の幸運ぶりを喜ぶ声が目立っていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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