【MLB】カージナルス2-1ドジャース(6月8日・日本時間6月9日)
6月7日(日本時間6月8日)に行われたセントルイス・カージナルス対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平が放った“レアすぎるヒット”が話題となっている。
0-1、ドジャース1点のビハインドを追う9回表・ドジャースの攻撃、1死走者なしの場面で打席に立った1番・大谷は、カウント1-0からの2球目、外いっぱいのところへと投じられた160km/hの速球を打ちにいき、二塁方向へと転がる一打に。これをショートのメイシン・ウィンが捕りにいったものの、その手前で打球が二塁ベースを直撃して跳ね返り、捕球し損ねることに。これをセカンドのブレンダン・ドノバンが捕りに行く間に、大谷は俊足を飛ばして一塁を駆け抜けてセーフに。大谷の長打を警戒し、ウィンが深めに守っていたがゆえのこととはいえ、なんとも幸運な内野安打となった。こうした大谷のツキの良さを感じさせる一打に、ファンからは「マジかよ!」「もってるな」「魔打法」「二塁直撃ってレアやな」「ラッキーすぎる」といった様々な反響が巻き起こることに。
大谷の“ベース直撃打”といえば、ロサンゼルス・エンゼルス時代の2021年9月16日(日本時間9月17日)に行われたシカゴ・ホワイトソックス戦の初回に迎えた第1打席で、ホワイトソックスのファーストを守るギャビン・シーツの前へと鋭い打球が転がったものの、これが一塁ベースを直撃。ボールが大きく跳ね上がったことで内野安打となったケースも。しかしこの場面のように、左打者の一塁ベース直撃、右打者の三塁ベース直撃に比べ、今回のような二塁ベース直撃は、その性質上、一般に少ないため、ある意味、レアなヒットであるといえそうだ。
なお、試合の方は両チームとも投手陣が踏ん張る形で無得点のまま進み、8回裏にカージナルスが1点を先制するも、9回にドジャースは大谷のこのラッキーな内野安打を足がかりに相手のバッテリーエラーで1点を奪ってすぐさま試合を振り出しに。しかしその裏、カージナルスはノーラン・アレナドのタイムリーが飛び出し、劇的なサヨナラ勝利を収めている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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