【車いすテニス】小田凱人-A.ヒュウェット(6月7日/パリ・ローランギャロス)
世界ランキング1位の小田凱人が、決勝で同2位のA.ヒュウェット(イギリス)を6-4、 7-6 (8-6)のストレートで下し、大会3連覇を果たした。4大大会では5度目の優勝。試合後の表彰式では「この大会で10連覇を目指して頑張ります」とも語った。これまで4大大会をはじめ、数々の大会でぶつかってきた宿命のライバルを倒しての3連覇に小田も喜びを隠さず、試合直後は雄叫びをあげながらその場で1回転半の高速スピン。さらにはお決まりのギターパフォーマンスで盛り上げた。
世界1、2位という“頂上決戦”はお互いのサービスゲームをブレイクし合う白熱の戦いに。第1セットをわずかに抜け出した小田が制すと、第2セットはタイブレークに。こちらも譲らぬ競り合いになったが、最後は小田のサービスをリターンしたヒュウェットのショットがアウトとなり、熱戦に終止符が打たれた。
歓喜の小田