【MLB】カージナルス2－1ドジャース（6月8日・日本時間6月9日）
6月7日（日本時間6月8日）に行われたセントルイス・カージナルス対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・山本由伸が曲がり落ちるカーブで相手打者から2打席連続三振を奪った場面が話題となっている。
0-0の同点で迎えた4回裏・カージナルスの攻撃、1死走者なしの場面で打席に立った6番のイバン・ヘレラに対して山本は、カーブとスプリットを低めに集める投球でカウント1-2とすると、4球目、一度高めへと153km/h、速い直球を見せた上で、勝負の5球目は外角低めのボールゾーンへとゆったりと曲がり落ちるカーブを投じることに。その際、ヘレラはどうにかして山本のボールを捉えようと、スタンスやステップなどを微妙に変え、打席で思考錯誤しながら立っていることが見てとれたが、それでもこの外の球にはついてはいけず、無念の空振り三振に。こうした山本のわかっていても打てない魔球に、ファンからは「エグすぎる」「これは打てない」「打者ドン引きやん」「やってらんねえだろ」「スプリットの残像残ってる時にカーブｗ」「こんなんどうしろと」「これワンチャンスもない打席だったな」といった様々な反響が巻き起こることに。
ちなみに、ヘレラにとってこの日の第1打席となった2回1死走者なしの場面では、山本がヘレラに対し、直球に加えてスプリットとシンカーで手早く追い込み、最後はスプリットで空振り三振に。そのイメージがヘレラの中で強く残り、迷いが生じるなかで、この打席ではカーブを軸に翻弄し、2打席連続三振に打ち取るという“計算通りの投球”を見せた山本。その柔軟でクレバーな投球術に、今後も多くの強打者たちが手こずられそうな気配だ。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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