“コメ問題”で小泉大臣とJAの関係は悪化?西田亮介氏「今までの対立に一層、拍車を」 “農政トライアングル”を元農水省官僚が解説 ABEMAヒルズ 2025/06/11 14:24 拡大する 5月末に小泉農水大臣が就任して以来主導した「備蓄米」が早くも店頭に並び始めている。そんな状況の中、JAが中心となるコメの流通などに問題があるのではないかという批判や、JAと深く繋がる「農水族」にも注目が集まっている。 農水族とはどういった存在なのか。元農水省の官僚で、農業政策に詳しいキヤノングローバル戦略研究所・山下一仁研究主幹はこう解説する。「農業の利益を確保するための政策集団と言えばいいが、基本的に国会議員は、自分たちが次に当選できるかが一番の関心事。防衛政策や安全保障政策については、野党と与党はすごく対立する。ところが、農業については自民党から共産党までみんな農業保護だ。みんなその農業票が欲しい。ある意味、野党・与党にも農林族(農水族)はいる。その人たちが農業政策については、ほかの人たちには意見を言わせない」(山下一仁氏、以下同) 続きを読む 関連記事