【MLB】ヤンキース7-11レッドソックス(6月9日・日本時間6月10日)         
6月9日(日本時間6月10日)に行われたニューヨーク・ヤンキース対ボストン・レッドソックスの一戦で、挑発的な発言をした新人投手を、ヤンキースのアーロン・ジャッジが“たった一振り”で沈黙させた場面が話題となっている。
1回表の攻撃でレッドソックスが無得点に終わり、迎えたその裏・ヤンキースの攻撃、無死一塁の場面で打席に立った2番のジャッジは、今季メジャー昇格を果たしたレッドソックス先発のハンター・ドビンズが投じた初球、真ん中高め、やや外寄りのコースへの156km/hの速球を一閃。すると力強さを感じさせる重い快音と共に右方向へと高々と舞い上がったこの特大の飛球は、即座に着弾を確信させる一打に。スタジアム全体が異常なほどの大歓声に包まれるなか、打球は多くの地元ファンで埋め尽くされた右中間スタンドの深いところへと着弾。大胆不敵な発言と投球を見せたルーキーは被弾した瞬間に呆然となり、黙らせる一発となった。
この対戦を前にドビンズは、地元紙の取材に対し、「もし自分に契約を申し出るのがヤンキースだけだったら引退する」と、ルーキーらしからぬ挑発じみた発言を行ったことで物議を醸し、それで懲りることなく、試合ではジャッジに対していきなりほぼ真ん中へと直球を投じるという大胆な投球で挑むという、これまたルーキーらしからぬ投球を見せることに。しかし、それをジャッジが“無言の一振り”で応じたとあってか、ファンからは「カッコ良すぎ」「そらキレるw」「言っちゃダメなことがある」「ジャッジ、ハンパねえw」「初球打ちで黙らせる」「ドビンズ直球おかしいやろw」といった様々な反響が巻き起こることに。