【MLB】パドレス 2—5 ドジャース(6月11日・日本時間12日/サンディエゴ)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でパドレス戦に出場。注目を集めた松井裕樹との日本人対決の一幕で“大谷らしさ”溢れる行いにファンの視線が釘付けとなった。
ナ・リーグ西地区で首位に立つドジャースは、1ゲーム差で3位のパドレスと同地区ライバル対決の第3戦を迎えた。4ー1とドジャースが3点リードで迎えた7回、大谷は第4打席に入る。マウンドにはパドレス不動の中継ぎである松井裕樹が立ち、日米で注目を集める“侍対決”が実現した。
1死ランナーなしの状況で、ネクストバッターズサークルからゆっくりと歩みを進める大谷。軽くスイングして、いつものように地面にバットを置いて立ち位置を定めた。すると次の瞬間には、球審の方を見て軽く会釈。少し頬を緩めて挨拶をする“大谷らしさ”を見せたのだ。
敵地ぺトコ・パークながら、詰めかけたドジャースファンから大声援を受ける大谷。一方のパドレスファンは、この3連戦で一貫して続けてきた大谷に向けた大ブーイングを送る。異様な雰囲気の中、気持ちが昂る場面だったが、冷静な大谷はいつも通りのルーティーンを見せた。
この行動や対決にABEMAのコメント欄やSNSのファンが反応。「気持ち入りそうだけどすごく冷静だな」「ここでの松井との対決は熱い」「すごい雰囲気の中、日本の打者と投手が対峙するってえぐいな」「お互いに気持ちはいるだろうな」「これは痺れる展開」「最高の雰囲気、最高のライバル対決で侍対決!」と大谷と松井の対決に注目した。
結果は、カウント1ー2から4球目、外角低めに投じられた松井の伝家の宝刀スライダーに大谷のバットが空を切り三振に。松井はこれがMLB通算100奪三振のメモリアルな一投となった。
なお2人の対決は日本時間10日行われた第1戦でも実現しており、ここでは松井がスイーパーで大谷をファーストゴロに打ち取っている。この日の対戦で、2人の通算対戦成績は6打数3安打となっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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