■解決の糸口は?

訪日外国人の声
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 浅利氏は、最適解について、「日本は世界に比べると綺麗なので、そういう自力ができたのは世界にもっと発信するべきだと思っている。それでもまだ、日本では解決すべき問題なので、個人的には罰則したい。しかし、根本的に日本人のマナーや『お天道さんが見てる』などの感覚も結構大事じゃないか」と話す。

 インバウンド客については、「言語の壁は結構大きい。外国人の方を観察してると、決してポイ捨てしたいと思ってるわけじゃない。京都の街を歩いてて、『ここはダメですよ』『こっちに入れてください』と英語で言えたら、コミュニケーションが進む場面は結構ある。その点、万博会場はかなり頑張っている。ごみ箱の前に必ず1人スタッフがついてるので、ちゃんと分けてたり、給水スポットも100人の列ができてたりする。やっぱりルールを作った後、『理解してもらう』、『説明する』、その一押しでだいぶ変わると思う」と述べた。

(『ABEMA Prime』より)

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