【MLB】カブス 3—2 パイレーツ(6月15日・日本時間16日/シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手がパイレーツ戦に「3番・ライト」でスタメン出場。初回、鋭く放たれた“レーザービーム”が思わぬ展開を呼び、スタジアムにどよめきが広がった。
1回表、1死一、二塁の場面でホルウィッツがライト前へタイムリーを放ち、パイレーツが先制した。二塁走者がホームインする間に、一塁走者のゴンザレスは三塁を狙ったが、ここで鈴木が本領を発揮。ライトから三塁へ一直線の“レーザービーム”を発動。しかし、その強烈な送球は、なんとゴンザレスの背中付近に直撃した。
スライディングに入ろうとしたゴンザレスは、思わぬ“被弾”に腰を押さえて痛そうなそぶり。現地実況もすぐに「hit the runner(ランナーに当たった)」と反応し、球場内にもざわめきが広がった。ゴンザレスはそのままプレーを続行したものの、強肩によるインパクトは十分だった。
この日の鈴木は、打撃では4打数無安打に終わったものの、1回裏にセカンドゴロの間に1打点をマーク。これで今季の打点を58に伸ばし、1位のメッツ・アロンソの63打点に次ぐナ・リーグ単独2位の座をキープしている。
“痛撃”の一幕すら存在感に変える男、鈴木誠也がまたひとつ、守備でインパクトを残した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
この記事の画像一覧

