【MLB】ドジャース 6—3 パドレス(6月16日・日本時間17日/ロサンゼルス)
これが二刀流の特権なのかもしれない。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・投手」でスタメン出場し、3回の第2打席で同点タイムリーツーベースヒットを記録。自らのバットで自分の負けを消すと、そのセレブレーションにも注目が集まった。
663日ぶりに投手としてマウンドに上がった大谷は、初回のみで降板した。2回以降はこれまでの試合同様に「1番・DH」として攻撃に専念している。
その中で、0ー1と追いかける展開で迎えた3回の第2打席に、自らが初回に喫した失点を挽回するチャンスが訪れた。2死二塁で打席が回ると、パドレスのシース投手がカウント1ー0で投じた低めのスライダーを捉えた。これが左中間を割るタイムリーツーベースヒットとなり、ドジャースが1ー1の振り出しに戻した。
この場面で注目を集めたのが、タイムリーヒットを放った直後の大谷のパフォーマンスである。セカンドベースに到達すると、拍手と歓声で讃えるファンの方向とベンチに向かって、いつも以上に大きく手を振る派手なセレブレーションを披露した。
これには解説を務めた五十嵐亮太氏が「いつもより振ってる!なんかかわいい!」と大興奮の様子だった。またABEMAのコメント欄やSNSでは「自分の負けは自分で消す」「ガチの二刀流復活」「大谷さん完全体きたw」「漫画のヒーローやんw」「投げて、打って、走って、すごいなw」「めちゃくちゃパフォも力入っとるw」といった声が寄せられている。
投手として復活した試合で、自らのバットで負けを消す"二刀流"の真骨頂を披露した大谷は、続く第3打席でもタイムリーヒットを記録。ドジャースのファンに改めて自己紹介をする記念すべき試合となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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