勝利した藤井棋聖は、「こちらが早い段階で一歩損して、その代わりの主張をどこに求めるかという将棋だった。判断の難しいところが多い将棋だったが、厚みを主張して指すことができたのかなと思う」と総括。一方、敗れた杉本六段は「チャンスらしいチャンスが全くなかったので、実力をしっかり受け止めたい。本局は終盤になる前に差を付けられてしまったので、第3局は終盤まで持ち込めるように頑張りたい」とコメントした。
この結果、藤井棋聖はシリーズ2連勝で防衛に“王手”。この棋聖戦でタイトル初登場となった杉本六段は、早くも後がない状況となった。このまま藤井棋聖が2期連続3度目の“無敗防衛”を決めるのか。杉本六段が踏ん張るのか。注目の第3局は、千葉県木更津市の「龍宮城スパホテル三日月」で指される。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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