■反対派の麗澤大学教授「維新案に賛成ではない」
竹田氏によると、維新案は「夫婦同姓を守る中では最もギリギリのアイディア」だといい、「警戒する保守の人もいて、そのグラデーションをどうするかを自民と維新で決めないといけない。逆に、立憲と国民は法案を通そうとする気があるのか?と。この内容で自民が乗りうるのは維新案しかない」との見方を示した。
反対派で麗澤大学教授・憲法学者の八木秀次氏は「維新案に賛成ではない」という。「戸籍法をいじらなくても、目的は実現できる。マイナンバーカードや住民票に旧氏が併記できるので、そういった公的文書を根拠としながら、銀行口座などに旧氏で単独使用ができるような法律を作ればいい。また、戸籍という身分関係を記載する文書に通称を乗せるのは馴染まないと考えているので、維新案の出来はどうかと思う」とした。(『ABEMA Prime』より)
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