【MLB】ドジャース 6ー5 ナショナルズ(6月20日・日本時間21日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でナショナルズ戦に先発出場。3打数1安打で4試合ぶりとなる1打点を記録。2四球を含む3出塁でチームの勝利に貢献した。先発のベテラン左腕・カーショーが5回2失点でまとめ、今季3勝目を手にしている。なお通算3000奪三振には残り「8」となった。
ナ・リーグ西地区のリイバル対決となったパドレスとの4連戦、初戦でついに投手復帰をした大谷。打者では4試合で2つの死球を受けるなど満身創痍の状態でこの日のナショナルズ戦を迎えた。
ナショナルズの先発はエースの左腕・ゴア。ここまで3勝6敗と負けが先行しているが防御率2.89と安定した投球を見せている。大谷はここまで6打数3安打、1本塁打を放っている。
注目の第1打席は一度もバットを振ることなく四球で出塁。1死三塁のチャンスで迎えた3回の第2打席も、同様にスイングをすることなく四球で出塁となった。
4回の第3打席は、2死二塁のチャンスで打席へ。初球のスライダーを見逃すとバッテリーエラーを誘発し、二塁ランナーのロハスは三塁へ進塁した。すると続く2球目、95.8マイル(約154.2キロ)のストレートを弾き返すと、鋭い当たりが一二塁間を破りライト前へ。これでロハスが生還し、4試合ぶりの打点を記録した。
6回の第4打席は2番手の右腕・ラトレッジと対戦。初球、高めのシンカーを捉えるもレフトフライに倒れた。8回の第5打席は3番手の右腕・サラサールと対戦。フルカウントから空振り三振に倒れている。
試合は、先発のカーショーが初回にホームランを浴びてドジャースが追いかける展開に。しかし3回、1死一、三塁でベッツ放った併殺崩れの間に生還して同点。さらにそこから連打で2点を追加して、試合をひっくり返している。カーショーは5回を投げて5安打、2被本塁打、4奪三振、2四球、2失点。チームはリードを守りきり、カーショーが今季3勝目を手にしている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


