「天使と言わないで」ダウン症の子どもの親と考える
【映像】9歳で天国に旅立った、ダウン症のある梶原さんの長女・文乃ちゃん(複数カット)
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 染色体の突然変異によって起きるダウン症候群、いわゆる「ダウン症」。日本では年間約2200人の赤ちゃんが産まれると推計され、多くの場合は知的障害を伴う。親にとって最初の大きな壁である“障害の受容”。特にダウン症の場合に対して、考え方は人によって大きく異なる。

【映像】9歳で天国に旅立った、ダウン症のある梶原さんの長女・文乃ちゃん(複数カット)

 「天使のような笑顔がたまらない」「ピュアで愛らしい存在は、神様からの贈り物」「みんなから愛される幸せな人生」と考える親がいる一方で、「私の人生は終わった」「健常児を見ると辛い 比べてしまう」「幸せアピールもいいけど、綺麗事は言ってられない」という声も。

 実際、2013年に開始された「新型出生前検査」では、異常が判明した親の約9割が「中絶」を選択している。ダウン症を、親はどう受け止めるべきなのか。障害があっても前向きでなければいけないのか。『ABEMA Prime』では、当事者家族に話を聞いた。

■養子縁組でダウン症の子を迎えた家族
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