【MLB】ドジャース 13—7 ナショナルズ（6月22日・日本時間23日／ロサンゼルス）
ドジャースの大谷翔平投手がナショナルズ戦に「1番・投手」でスタメン出場。第5打席で放った一撃が、思わぬ形で話題を呼んだ。
ドジャースが11-3と大量リードを奪って迎えた8回1死一塁。ナショナルズの右腕・ラトレッジの外角速球を、大谷が力強く振り抜いた。打球は左中間フェンス際へと鋭く伸びていき、レフトがジャンプしてキャッチを試みたが、ボールはフェンス際で構えていた観客のグラブに当たって弾かれた。
このプレーに、実況・解説陣もざわつく。実況を務めたDJケチャップ氏が「どう？どうだったの？今、グラブに当たって…ツーベース？あれ？これもホームランレビューありますかね？」と興奮気味に問いかけると、元メジャーリーガーで解説の田口壮氏は「グラブ当たってますもんね」と冷静に返答。場内が騒然とするなか、審判団は検証に入った。
その間、二塁で止まった大谷はやや困惑気味な表情を浮かべながらも、相手野手陣と談笑するなど、いつも通りの柔らかな雰囲気も。結果は「ホームラン」となり、スタジアムは大歓声に包まれた。
大谷にとっては8試合ぶりの1発。二刀流として登板した試合での今季初アーチでもあり、節目の26号が思わぬ“レビュー弾”となった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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