「国のために働きたい」若手キャリア官僚を増やすには?

河田皓史氏
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 では、若手キャリア官僚を増やすには、やりがいを感じさせるにはどうすればよいのだろうか。まつもと氏と河田氏は以下のように語った。

「国のために働きたい、国を動かしたいと思って入ってきたことは間違いなくある。ただ、長い時間の間に心が折れてしまい出ていってしまうため、長く引っ張れるようになっていけばいいなと思う」(元官僚芸人まつもと氏)

「本質的には、給料を上げるのが一番いいと思うがすぐにはできない。日々やっている雑務などが最後には政策につながっていることを、中間管理職が部下に伝えてモチベーションを喚起する。あるいは国会対応などでも、もう少しデジタルデバイスを導入するなどして作業負担を軽減するなどを積み上げていくことがまずは必要だと思う」(みずほリサーチ&テクノロジーズ主席エコノミストの河田皓史氏)

(『ABEMAヒルズ』より)

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