【MLB】ロッキーズ1-8ドジャース(6月25日・日本時間6月26日)
6月25日(日本時間6月26日)に行われたコロラド・ロッキーズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャースのショートを守るムーキー・ベッツが、先発の山本由伸を助ける好プレーを披露した。
0-0の同点で迎えた4回裏・ロッキーズの攻撃。この回先頭の2番ハンター・グッドマンは、カウント0-1からの2球目、外角遠いところへと投じられた135km/hのスライダーを打ちにいき、ショートの右へと球足早く転がるゴロに。これをショートのベッツが左寄りの守備位置から懸命に走って追いつくと、そのまま流れるような動きで一塁へとジャンピングスロー。見事、グッドマンをアウトにすることとなった。
打線の援護がない中でも、チームを背負って地道に力投するマウンド上の先発・山本を助けたこのプレーに、この日、ABEMAの中継で解説をつとめ、自身も内野での守備経験が豊富な杉谷拳士氏は「いやー、素晴らしい!しっかり下からすくい上げましたね。上から行くと手は伸びないんですが、下からいくと手は伸びるんです。ああいうバウンドの時は下から行くんですよね。細かい技術が詰まっていたナイスプレーでしたね」とベッツのプレーを絶賛することとなった。またファンからは「エグすぎる」「すげえw」「めっちゃ上手い」「地味だけど良いプレー」「本業じゃないのにw」「身体能力ハンパない」「ベッツもフリーマンも守備が上手いってええよな」といった様々な反響が巻き起こることに。
今でこそドジャースのショートとして定着しているベッツではあるものの、もとは外野手。ショートはドジャース入り後の2023年から、しかも2023~2024の2シーズンでわずか81試合で守ったにすぎず、経験としては豊富であるとは言い難いものの、持ち前のセンスと練習量の多さですっかりリーグ屈指の名ショートに。この日の山本と同様、多くの投手にとっては実に頼もしい存在であるといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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