【MLB】ロッキーズ 1ー3 ドジャース（6月26日・日本時間27日／デンバー）
レジェンドの快投に誰もが敬意を表した。
大谷翔平投手が所属するドジャースは敵地デンバーでロッキーズとの3連戦最終戦に挑み、3-1で快勝。ロッキーズをスウィープしてナショナル・リーグ西地区首位の座をガッチリとキープしてみせた。
打者天国として知られるクアーズ・フィールドでの登板となったが、カーショーは初回からストレートとスライダーを中心とした投球でロッキーズ打線を手玉に取って三者凡退に。2回にドイル外野手から先制弾を打たれるも、それに動じることなく老獪な投球でロッキーズ打線を抑えていく。
3回に味方が同点に追いついた後もカーショーの投球は変わらず。ストレートの最速は145キロとかつてのような豪速球は投げられないが、それを補うようにスライダーとカーブと言った変化球を操り、少ない投球数で打たせて取るピッチングを披露。通算3000奪三振にあと8つと迫った試合だっただけに三振にこだわるかと思われたが、三振よりも打たれないことを意識したカーショーは6回まで被安打2、四球1にとどめて、失点は2回の本塁打のわずか1点のみ。
この回の表でドジャースはフリーマン内野手が勝ち越しタイムリーを放っていたため、勝ち投手の権利を得たところで降板となった。
6回の登板を終え、ベンチに戻ってきたカーショーにドジャースナインはハグ＆ハイタッチの嵐。マンシー内野手のハグに始まり、スミス捕手、ロハス内野手、ベッツ内野手とのハイタッチ、そして勝ち越し打を放ったフリーマンとのハグなどチーム生え抜きのレジェンド左腕への敬意を感じさせるシーンとなった。
ちなみにこの直後、大谷の第28号ソロ本塁打が飛び出し、ドジャースはさらに追加点を奪い、3-1で快勝。カーショーは今季無傷の4連勝を飾った。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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