【MLB】ロイヤルズ-ドジャース(6月28日・日本時間6月29日)
6月28日(日本時間6月29日)に行われたカンザスシティ・ロイヤルズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平が奪った三振が話題となっている。
2回裏・ロイヤルズの攻撃、1死走者なしの場面で打席に立った6番のジャック・カグリオンに対して大谷は、初球に160km/hの剛速球を見せた上で、スライダーとシンカーを折り混ぜる投球でカグリオンを追い込むと、勝負の5球目は、真ん中やや外寄りに投じた143km/h、新たに取り入れたという“縦スライダー”。これを果敢に打ちにいったカグリオンであったものの、ボールはその遥か下を通過し、キャッチャーのミットへ。するとカグリオンは、ボールを捉えられなかったことが信じられないといった様子でしばし呆然とした後で、ベンチへと引き上げていくこととなった。こうした大谷の“縦スライダーによる奪三振”と、カグリオンが見せたリアクションに、ファンからは「なんだこれ?」「見たことない」「キレキレ」「縦変化はイメージ変わるな」「変化球多すぎ」「かすりもしない」「ドン引き」といった様々な反響が巻き起こることに。
なお、この三振がこの日、大谷が奪った唯一の三振に。大谷は、二刀流封印直前となったロサンゼルス・エンゼルス時代の2023年には132.0回で167奪三振をマークしているが、今回の復帰に際しては、この“縦スライダー”をはじめ、様々な形で進化を遂げているだけに、今後、どのような形で大谷が三振の山を築くこととなるのか注目したいところだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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