【MLB】ロイヤルズ5-9ドジャース(6月28日・日本時間6月29日)
6月28日(日本時間6月29日)に行われたカンザスシティ・ロイヤルズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平の投じた高速シンカーに、打者が手が出せずに見送った。
1回裏・ロイヤルズの攻撃、1死一塁の場面で打席に立った3番のマイケル・ガルシアに対して大谷は、初球、真ん中やや内寄り、低めいっぱいのところへと決まる151km/hの高速シンカーを投げ込むことに。するとこの絶妙な1球に、ガルシアは手が出ず、ただただ見送ることに。結局、ガルシアに対してはその後、四球で歩かせることとなるものの、投手・大谷が持つポテンシャルの高さを垣間見せる1球となった。こうした大谷の1球に、ファンからは「これはエグい」「なんだ、ただの魔球か」「これが噂の…?」「大谷さんのポテンシャルは尋常じゃない」といった様々な反響が巻き起こることに。
今季、二刀流の復活を目指していた大谷は、フォームの調整に加え、肘への負担が大きいスイーパーの多投を防ぐ狙いなどから、新たな球種としてパワーシンカーを会得するなど、単なる“復帰”ではなく、様々な形での“進化”も見られることが大きな特長。そうした意味でガルシアに投じたこの1球は、そんな大谷の“新たなる二刀流のはじまり”を感じさせるものであったといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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