【MLB】ロイヤルズ 1-5 ドジャース(6月29日・日本時間30日/カンザスシティ)
【映像】“スター”大谷に敵地ファンが一斉にカメラを向ける瞬間
ドジャースの大谷翔平投手がロイヤルズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。敵地は試合前から雨に見舞われ、試合開始が当初予定より1時間も遅れる幕開けとなった。
極東の日本列島は深夜、リアルタイムで応援するはずだった人にとっては痛恨の“レイン・ディレイ”となってしまったが、大谷にはどこ吹く風。第1打席に向かう姿は普段と何も変わらず、いつものようにリラックスした様子で準備を整える。その表情には焦りや苛立ちといった様子は一切なく、むしろどこか“にこやか”な笑顔すら浮かべており、中継の視聴者からも「すーぱーすたー」「にこ谷」など、ほのぼのとしたコメントが相次いだ。
印象的だったのは、バックネット裏の光景だ。大谷が姿を現した瞬間、観客席の最前列にいたロイヤルズファンたちが一斉にスマートフォンを構え、“スターの入場”を見逃すまいと記録するかのように撮影を始めた。敵地にも関わらず、その人気と注目度は圧倒的。ファインダー越しに大谷を追いかける姿からは、地元ファンの間にも広がるその人気の高さがうかがえた。
試合はドジャースが5-1で快勝。打線が着実に加点する中で、大谷は4打数無安打と振るわず。2試合連続ノーヒットではあるが、スタジアム全体が持つ“翔平フィーバー”の熱量は、そんな数字では揺らぐことがない。むしろ、結果に関係なく注目を集め続けるその姿に、改めて“世界が注目する存在”であることを実感させられる一戦となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



