水泳授業は必要or不要?
【映像】岡山市で女子中学生が川に流され死亡…現場の様子(実際の映像)
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 全国の公立中学校で「水泳の実技授業廃止」が広がってきている。学習指導要領では、小学校から中学2年生までは必修だが、岩手県滝沢市や静岡県沼津市では、今年度から中学校の水泳の授業が廃止となった。また、愛知県と福井県では、すでに水泳の授業を廃止している中学もあり、代替策として座学の授業や、夏休みに希望者のみ外部講習を行っている。

【映像】岡山市で女子中学生が川に流され死亡…現場の様子(実際の映像)

 なぜ今、水泳の授業をやめる動きが相次いでいるのか。背景にあるのが、熱中症リスクやプールの老朽化、肌の露出を避けたい生徒への配慮などだという(朝日新聞社)。しかし今月、兵庫県姫路市で男子中学生が、岡山市では女子中学生が、それぞれ川に流されて死亡する事故が起きている。

 埼玉教育委員会によると、クロールで25m以上泳げる小6児童は減少。水泳の授業廃止について、ネットでは「泳げないと命に関わるから廃止すべきでない」「座学では泳げるようになる訳がない」「海にも川にもいかなきゃ安全だし泳げる必要ない」などの声があがっている。『ABEMA Prime』では水泳授業の必要性を考えた。

■水泳の授業は不要「子どもの命を守るのは親の責任」
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