■水泳の授業は必要だが「学校でやる必要はない」
東京海洋大学准教授、水難学会理事長の田村祐司氏は、「有事の際に溺れないために」「小学校の授業では“水に慣れる”」「中学校では“いざという時の対処を知る”」「水に入る、浮く感覚は座学では身につかない」ことから、水泳の授業は必要だと考えている。
しかし、「これからの水泳教育は学校でやる必要はない」といい、「学校のカリキュラムとしてやってほしい。スイミングスクールに委託、水泳を昔やってた方を地域の室内プールに呼ぶとか、やり方は色々あると思うが、学校の先生がやる時代ではない」との見方を示した。
■「今の学校の授業は中途半端」「やったことにしておこうみたいなレベル」
