将棋の藤井聡太棋聖(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、22)に杉本和陽六段(33)が挑戦するヒューリック杯第96期棋聖戦五番勝負第3局は6月30日、千葉県木更津市の「龍宮城スパホテル三日月」で対局を行っている。ABEMAの中継には、開幕局で現地大盤解説を務めた戸辺誠七段(38)が出演。移動中の藤井棋聖が見せた素顔を明かした。
今期の棋聖戦は、6月3日に栃木県日光市の「日光金谷ホテル」で開幕。戸辺七段は現地で開催された大盤解説会を担当するため、都内から対局者に同行していた。
第1局は藤井棋聖が名人戦七番勝負の防衛を決めた直後だったこともあってか、「移動中はとても楽しそうでした」という。日光へは東武日光線の『スペーシアX』で向かったが、当日は先頭車両のコックピットラウンジが貸し切りで用意されていた。
棋界屈指の鉄道ファンで“乗り鉄”として知られる藤井棋聖。開幕局前日とはいえ心躍る瞬間だった模様で、戸辺七段は「藤井棋聖はけっこう長い時間、運転席の後ろに立っていました。めちゃめちゃテンション上がっていたと思います」と明かした。
若き絶対王者の隣にはある人物の姿が…?




