【MLB】ホワイトソックス 5—2 ジャイアンツ(6月29日・日本時間30日/シカゴ)
ホワイトソックス対ジャイアンツの一戦で5回、球場をどよめかせる盗塁が飛び出した。
一度はアウトとされたが、リプレー検証によって“とんでもない盗塁”だったことが判明。MLB公式も「必見」と認める衝撃のシーンとなった。
1-2とホワイトソックスが1点ビハインドの5回、この日「2番・ショート」でスタメン出場したルーキーのチェース・マイドロスはこの回、死球で出塁。2死一塁の場面で果敢に二盗を試みた。二塁ベース前には、ジャイアンツのセカンド・ワイズリーが待ち構え、完璧なタイミングでタッチに入ろうとした。しかしその瞬間、マイドロスが見せたのはまさかの“ストップスライディング”だった。
スライディングしながら急停止し、上体を起こしてタッチをかわすと、バランスを崩しかけたワイズリーのスキをついて、マイドロスは難なくベースに到達。場内の塁審は一度アウトの判定を下したものの、リプレー検証の結果はセーフ。現地実況席からも「NO WAY!(ありえない!)」という驚きの声が上がった。
この“忍者盗塁”をMLB公式Xアカウントが「MUST SEE: This slide by Chase Meidroth is WILD(これは見逃せない。マイドロスのスライディングはとんでもない)」と動画付きで投稿すると、瞬く間に拡散。「That’s incredible.(信じられない)」「This entire play was insane.(プレー全体が狂ってる)」「One of the greatest slides ever(史上最高のスライディングの一つ)」「Wow! That’s some impressive presence of mind!(うわっ!とんでもない判断力だ!)」といった声が続出。
日本でもこのスライディングは注目を集め、 「これは誤審しちゃうわw」「逆にすごい技術」 「タッチを交わすのもアクロバット的になって来たなぁ。審判も大変だ」など、驚きと賞賛が交錯していた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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