【MLB】ロイヤルズ 1-5 ドジャース(6月29日・日本時間30日/カンザスシティ)
ドジャースの大谷翔平投手がロイヤルズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。5回の第3打席では、あと少しでヒットになっていてもおかしくなかった痛恨の併殺打に倒れた。
2-1とドジャースが1点リードの5回、1死一塁の場面で迎えた第3打席。大谷は相手先発ブービッチの2球で追い込まれると、3球目のスイーパーを打ち返した。
打球は投手の前で大きく弾むヒット性の当たりだったが、相手守備陣は“準備万端”。しっかりとポジションを取っていたショート・ウィットJr.が素早く反応し、二塁ベースを踏んでから一塁へ送球。見事なダブルプレーに仕留められてしまった。
この場面では、打球正面のショートに加えベースカバーに入ろうとするセカンド、サードと、3人の内野手が打球方向に一斉に動き、まさに完璧な“大谷シフト”という布陣。中継画面にもその密集ぶりが映し出された。
中継の視聴者からも「やっちまった」「ひゃー大谷ゲッツも珍しいな」「あそこは普通ヒットだよ」「いいとこ守りすぎ」など、悲鳴のような声が散見された。
打球速度は約93.7マイル(約150.8キロ)。センター前へ抜けてもおかしくない痛烈な当たりだったが、ショートの好守に阻まれてしまった。まさに“抜けていればヒット”の打球だが、3人の内野手が集まる“大谷シフト”の網にかかる悔しい結果となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



