【MLB】ロイヤルズ 1-5 ドジャース(6月29日・日本時間30日/カンザスシティ)
MVPトリオが不発でも、今のドジャースには心配無用。今日はチームを縁の下で支えるベテランたちが躍動し、勝利に貢献した。
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したロイヤルズ戦で7回、ベテラン内野手のミゲル・ロハスが試合を決定づける仕事をやってのけた。
4-1とドジャースが3点リードで迎えた7回表。1死二塁の場面で打席に入ったロハスは、相手3番手セルパの2球目を鋭く捉え、二遊間を破るセンター前ヒット。マンシーが二塁から生還し、勝利を大きく手繰り寄せるタイムリーとなった。
この日、ロハスは第1打席でもセンター前にヒット、第2打席では四球を選び、3打席すべてで出塁。数字には表れにくい守備の貢献に加え、バットでも存在感を放ち、まさに“いぶし銀”の働きでチームに貢献した。
中継の視聴者からも「神ですわ」「師匠も渋いタイムリー」「ロハス全出塁で草」「雰囲気いいね」など、称賛の声が相次いだ。
ベンチではこの日休養だった主砲・フリーマンが拳を突き上げてロハスの活躍を称え、打順を待っていた大谷も、ホームインしたマンシーと笑顔でタッチ。この日は大谷とベッツがノーヒットだったにもかかわらず、キケ・ヘルナンデスのホームランやマンシー、ロハスのタイムリーなど、ベテラン勢の奮闘にチーム全体が盛り上がりを見せた。
だがその直後、試合前に降った雨の影響もあったのか、思わぬアクシデントがロハスを襲う。大谷の打席でスタートを切ったロハスは、果敢に二塁を狙ってヘッドスライディング。しかし滑りが鈍く、ショートのタッチが左手に当たり負傷、痛そうにベンチへ下がった。
活躍直後の負傷に視聴者からは「ロハス大丈夫か」「兄貴今日活躍だったのに」「指は痛い」と心配の声も。勝利に大きく貢献したベテランの一打と、無事を願う声が交錯していた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



