【MLB】ダイヤモンドバックス4-6マーリンズ(6月29日・日本時間6月30日)
6月29日(日本時間6月30日)に行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス対マイアミ・マーリンズの一戦で、両軍が一触即発の事態となった。
6-4、マーリンズ2点のリードで迎えた9回表・マーリンズの攻撃、2死走者なしの場面で迎えた7番ヘスス・サンチェスの第3打席。この打席でサンチェスは、初球、内角近いところへと投じられた145km/hのカットボールを打ちにいってファウルとなると、続く2球目、真ん中やや外寄りに甘く入った154km/hの速球を打ちに行き、こちらもファウルに。しかしこのとき、スイングを終えたフォロースルーの段階で、サンチェスのバットがダイヤモンドバックスの捕手ホセ・ヘレラのミットを叩く形で接触すると、この行為が元でサンチェスとヘレラが言い合いになり、ほどなく両軍が総出で本塁付近に集合。いつ乱闘騒ぎへと発展してもおかしくないような、なんとも不穏な空気に包まれることとなった。こうした両選手の“言い合い”が呼んだ両軍一触即発の事態に、ファンからは「どうした?」「え???」「キレすぎ」「怖っ」「なんで揉めてるんや?」「この振り方ってキャッチャー頭叩かれたりして危ないんだよな」といった様々な反響が巻き起こることに。
打球を捉える際にバットがミットと接触し、結果として打撃妨害となるケースは思いのほか多いが、このように、打者がスイング後にミットをバットを叩き、ましてやそれが元でトラブルとなるケースはレア。なんとも後味の悪い試合となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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