【WRC】第7戦 アクロポリス・ラリー・ギリシャ(デイ3/日本時間6月28日)
WRC(世界ラリー選手権)の第7戦が開催された。
終始悪路に悩まされた勝田貴元は振るわず、29日の最終日を終えて総合30位という結果に。競技3日目には、フィニッシュ寸前でコースアウトを喫してデイリタイアとなってしまう悲劇に見舞われた。
今大会は、コース上に石や岩が目立つハードなグラベル(未舗装路)ラリー。タイヤ交換をしながらもデイ2終了時点で総合6位につけていた勝田は、この日デイ3も速さを見せて順位を挽回しようとしていた。
しかしSS11では、あと2つコーナーを越えればフィニッシュというところでアクシデントが発生。コーナーへの侵入時に荒れた路面によって速度を落としきることができず、真っ直ぐ進んで土手に乗り上げてしまったのだ。残念ながら、勝田のGRヤリスはそのままコースに戻ることもできず、この日はデイリタイアとなってしまう。
昨年のギリシャ大会もリタイアしていた勝田にとって挽回のチャンスだったが、アンラッキーな結果となった。視聴者からは、「タカさんは妖精さんでも救えなかった」「まっすぐ?」「うぉぉぉ」「あばば」「勝田はロバンペラに気を取られたんかなあ」といったコメントが寄せられている。
このアクシデントはWRC公式Xでも、「勝田が乗り上げてしまった」というコメントともに取り上げられており、「彼らは最善を尽くした」「みんな何しているの? どうして助けないの?」といったリプライが付けられている。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)
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