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【映像】突如タイヤが脱落した衝撃の瞬間
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WRC】第7戦 アクロポリス・ラリー・ギリシャ(デイ2/日本時間6月27日)

【映像】突如タイヤが脱落した衝撃の瞬間

 WRC(世界ラリー選手権)第7戦がギリシャで開催され、大会冒頭にフォードの新人ドライバーがギリシャの悪路に襲われ、タイヤの脱輪という大きな被害を被る一幕があった。

 「アクロポリス・ラリー・ギリシャ」はギリシャ中央部を中心にコースが設定される。初日は市街地で行われるスーパーSSのみということで、競技は2日目デイ2から本格的にスタート。ここからはかなり荒れた状態のグラベル(未舗装路)が舞台となり、アクシデントに見舞われるマシンが続出することとなった。

 デイ2朝一番のステージとなったSS2でこのハードな路面の餌食となったのが、マールティンシュ・セスクスだ。彼は今季からフォードMスポーツの3人目のレギュラードライバーとして抜擢された25歳の若手ドライバー。岩や石の多い路面でヒットしてしまったのか、プーマ ラリー1は左フロントタイヤをバーストさせたまま走り続けて、タイヤのゴム部分が弾け飛んでしまう。

 ダイジェスト映像で見えるかぎり路面は激しく荒れているが、タイヤが引きちぎれてホイールだけになってしまったことからも、その荒れ具合が伺えるというもの。実況の柳下圭佑氏も「フロントタイヤ、完全に外れちゃいました! ホイールだけでフィニッシュ」とすこしおどけた口調でコメントしているが、他に言いようがないほど酷かったともとれる。

 なお、WRC公式Xでも「マールティンシュが望んでいたスタートではなかった」と、デイ2のスタートを成功させられなかったセスクスのアクシデントを紹介。リプライでは、もっと酷い状況でラリーカーが走るシーンの映像とともに「まだいい方だ」といった声や、「さぁ行こう!」といった、セスクスを応援するようなファンの声も挙げられた。

 結局、フォードチームでは12位にジョシュ・マクリーンが入ったのが最上位という結果に終わってしまった。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)

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