トカラ列島群発地震...南海トラフとの関連は?
【映像】40キロも離れてても…地震の影響で“ヒビ割れ”した校庭(実際の映像)
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 断続的に地震が発生している鹿児島県・悪石島では、住民の一部が島外へと避難している。悪石島をふくむ十島村の久保源一郎村長は、まだ残っている島民に向けて、避難を呼びかける。一連の地震では、悪石島から約40キロの小宝島でも被害が出た。

【映像】40キロも離れてても…地震の影響で“ヒビ割れ”した校庭(実際の映像)

 専門家は、トカラ列島の群発地震が、南海トラフ地震につながる恐れはないとしている。南海トラフについては先日、政府の防災中央会議が、防災対策の基本計画を改定。有識者検討会は2025年3月、被害想定を見直し、最悪のケースで死者約29万8000人、建物の全壊約235万棟という試算を公表した。

 これを踏まえて、中央防災会議は今後10年の減災目標として、死者は「おおむね8割減少」、全壊消失棟数は「おおむね5割減少」を目指すとしたが、SNSでは実現できるか懸念の声が上がる。大地震に備えて、政府や私たちができる手だてはあるのか。『ABEMA Prime』では、専門家とともに考えた。

■「トカラ列島群発地震が南海トラフを誘発することはない」
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