【MLB】ドジャース 4－6 アストロズ（7月5日・日本時間6日／ロサンゼルス）
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・投手」でアストロズ戦に先発出場。2回のマウンド上で相手の自打球に対して、まるで自身が受けたかのような大きなリアクションを見せた。
今シーズン4度目の先発マウンドに上がった大谷は、初回、先頭のパレデスにヒットを許したが、2番スミスをゲッツーに仕留め、3番アルテューベもショートゴロに打ち取り、無難な立ち上がりを見せた。
ベッツのホームランで1点を先制した直後の2回表、大谷はウォーカーからこの試合最初の三振を奪う。続くカラティニの場面、初球はファウル。そして迎えた2球目、99マイル（約159キロ）のストレートもファウルとなり、打球は左足を直撃する自打球となった。
衝撃の強さにカラティニは中継映像でもはっきり分かるほどの大きな叫び声を上げて痛がった。同時に、マウンド上の大谷も思わず顔を歪め、後ろを向いてグラブを叩きながらビクッとするような反応。それは、まるで自分が受けたかのようなリアクションだった。 打席で多彩な表情やリアクションを見せる大谷だが、マウンド上でもそれは変わらなかった。
SNSでも、「相手の自打球に誰よりも痛そうな顔する大谷翔平、二刀流の極み」「相手の自打球に対しても良いリアクションする大谷さんかわいい」「大谷さんがアイタタって顔したの優しい可愛い」「自打球当たった選手より大きな声出す大谷翔平」「自打球の痛みを共有する二刀流ピッチャー大谷翔平」「自打球させた後の大谷さんの表情おもろい」などと、多くのファンが注目していた。
結局、カラティニにはフルカウントまで粘られたが、最後はスライダーで空振り三振。続くディアスからも三振を奪い、この回は3者連続三振でアストロズ打線を封じ込めた。
この日の大谷は2回を投げてマウンドを降りたが、2回1安打無失点、3奪三振（31球）と上々の内容。長いイニングを投げるにはまだ至っていないが、徐々に本来の投手・大谷の姿を取り戻しつつあるのは間違いない。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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