さらに、西出氏によれば群発地震には様々な「終息」の形があるそうだ。例えば、能登のように、群発地震が続いた先に震度7クラスの地震が起きてしまったケース。長野県松代町では、1965年ころから6万回以上の群発地震が観測されたが、最終的には、地下水が出て終わったという。
では今回の終息はどのような形となるのか。「トカラはこれまで、群発地震がある程度の期間続いて収まることが多かったが、今回は圧倒的に地震の数が多く期間が長いので、これまでと違う終わり方をする場合もある」(西出氏)
「トカラの法則」の真偽とは?
