【MLB】ドジャース 1—5 アストロズ(7月6日・日本時間7日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したアストロズ戦で8回、ドジャースの反撃ムードを断ち切る“超美技”に、スタジアムの空気が凍りつく瞬間があった。
1-4とドジャースが3点を追う展開となった8回、2死一・二塁のチャンスで打席にはフリーマン。ファンの期待が高まるなか、2球で追い込まれながらもファウルで粘り、5球目のストレートを捉えた。打球はセンターに鋭く伸びるライナー。抜けたかに思われた一打だったが、途中出場のセンター・トランメルがダイビングキャッチ。球場はどよめきに包まれ、咆哮するトランメルに、歓声とブーイングが入り混じった。
MLB公式Xはこの瞬間を「Taylor Trammell comes up clutch and robs Freddie Freeman of a hit(テイラー・トランメルがここ一番で好プレー、フリーマンのヒットを“盗んだ”)」と動画付きで投稿。ファンからは「Beautiful catch(美しいキャッチ)」「That was a great catch!(素晴らしいキャッチだった!)」「taylor how could you(テイラー、なんてことしてくれるんだ)」など、称賛と悔しさが入り混じる反応が寄せられていた。
3回には一、二塁間を破るタイムリーを放っていたフリーマン。勝負強さに期待がかかった場面だっただけに、この“盗まれた一打”は、反撃ムードを一気にシャットアウトする痛恨の一幕となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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