和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで飼育されていたジャイアントパンダ4頭が、6月28日に中国に返還された。パンダによって、31年間でおよそ1256億円もの経済効果があったとされる。
現在、日本で唯一パンダに会える街といえば東京・上野。上野動物園のシャオシャオとレイレイの双子の2頭のみで、その2頭も2026年2月に返還の期限を迎える。
上野動物園に来た客は「めちゃくちゃ寂しい。当たり前にパンダが見られた時代を生きてきた」と、パンダが日本にいないことは想像がつかないと語った。ほかの客は「悲しい、また来てもらわないと」「石破さんに交渉してもらうしかない」とコメント。家族客は「パンダに会いに来た。ぜひ娘に会わせたいと思って」「(娘にとってパンダが)架空の動物になっちゃうので、会わせておこうという感じ」と園を訪れた理由を語った。
アドベンチャーワールドでのパンダ公開最終日
