【MLB】ブリュワーズ 9ー1 ドジャース(7月7日・日本時間8日/ミルウォーキー)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。第1打席と第4打席でヒットを放ち、9試合ぶりのマルチヒットを記録した。ドジャースは大敗で4連敗を喫したが地区首位は守っている。
投打「二刀流」の本格復帰が進む中、6月以降は打撃成績がやや停滞していた大谷だが、この日は初回の第1打席でブリュワーズ先発のペラルタからサードへの内野安打。第2打席は浅いライトフライ、第3打席はフルカウントからインコースのチェンジアップを見逃し三振で、珍しく判定に不服なジェスチャーを見せた。それでも大量ビハインドで迎えた8回の第4打席でライトへのヒット。1試合2安打以上のマルチヒットは6月27日(日本時間28日)ロイヤルズ戦で29号アーチと三塁打を放って以来、実に9試合ぶり、7月に入ってからは初。
前日のアストロズ戦では4打数無安打で2試合ぶりのノーヒット。それでもこの試合での2安打で打率を.280まで上げている。また、8回のヒットのあとは本塁に生還して今季87得点目。チーム92試合目での87得点はシーズン153得点ペースで1930年にチャック・クライン(フィリーズ)がマークした158得点のリーグ記録更新も視野に入る。
一方のドジャースはこの日先発の山本由伸が2/3回を投げて5失点と1イニング持たずにKOされる緊急事態。リリーフ陣も中盤まで粘りの投球を見せたが5回、7回にそれぞれ追加点を奪われて大敗。前カードのアストロズ戦から続く連敗が4に伸びたが、ナ・リーグ西地区首位の座は守っている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


