【写真・画像】「負けたら“兄弟”じゃなくなる」菅井竜也八段、劇的勝利の裏側を激白 団体戦ならではの原動力に反響「マジで強いチーム」/将棋・ABEMAトーナメント2025 1枚目
【映像】胸中を語る菅井八段の表情
この記事の写真をみる(2枚)

 リーダーが告白した試合中の胸中が話題となった。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2025」予選Aリーグ・2位決定1回戦、チーム伊藤 対 チーム菅井が7月5日に放送された。大会開幕から初白星が遠かった菅井竜也八段(33)が最終局で意地の一勝を飾り、チーム勝利を決めた。終局後には弟弟子でチームメイトの藤本渚六段(19)からの応援が力になっていたことを明かし、団体戦ならではの光景に「巻き返しカッコよかった」「チーム戦ならではだね」の反響が寄せられた。

【映像】胸中を語る菅井八段の表情

 これまでフィッシャールールに完璧に対応し、高勝率を誇っていた菅井八段。しかし今大会ではなかなか初日が出ず、初戦のチーム稲葉戦では2戦2敗、本試合でも2連敗と苦しい時間を過ごしていた。

 しかし、チームメイトの西田拓也六段(33)と藤本六段の奮闘により、チーム伊藤との一戦はフルセットに。菅井八段は最終局に臨むこととなった。斎藤明日斗六段(26)との一戦は、千日手指し直しの末に本来の力強い指し回しを見せ勝利。自身初白星とともに、チーム勝利を決める大きな一勝を飾った。

「『負けると兄弟弟子じゃなくなる』と思って…」
この記事の写真をみる(2枚)