【MLB】ブルワーズ-ドジャース(7月8日・日本時間7月9日)
7月8日(日本時間7月9日)に行われたミルウォーキー・ブルワーズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平が話題の“怪物ルーキー”から放ったいきなりの豪快弾について、野球解説者の里崎智也氏・五十嵐亮太氏が言及した。
1回表・ドジャースの攻撃。この回先頭で迎えた1番・大谷の第1打席。この打席で大谷は、ブルワーズの先発で話題の怪物ルーキー、ミジオロウスキーとの初対戦となったが、注目の初球は、真ん中やや内寄りのコースへと投じられた100マイル(約160.9km/h)の剛速球。これを大谷は見送ってカウント0-1となると、続く2球目は、内角膝元から足元のボールゾーンへと滑り落ちるかのように曲がる90マイル(約144.8km/h)のカーブ。これを大谷は空振りし、カウント0-2となった。
しかし勝負の3球目、ミジオロウスキーが投じた真ん中やや内寄り、88マイル(約141.6km/h)のカーブを打ちにいった大谷は、パチンと捉えた上でややすくい上げるように振り抜くと、打球は快音とともにセンター方向に向って高々と舞い上がる豪快な大飛球に。その一振りで、早くも被弾を覚悟した様子のミジオロウスキーが力なく打球方向を振り返る中、瞬く間にセンターを守るャクソン・チョウリオの頭上を高速で越えていったこの打球は、そのままバックスクリーンの右へと着弾。こうした大谷の一発に、この日、ABEMAの中継で解説をつとめていた五十嵐氏は「ヤバっ!」と驚いた様子でコメント。同じく解説の里崎氏は、「打球方向も完璧でしたよね。一番良い方向と角度」「タイミングはドンピシャ」と、その“完璧さ”を称賛する形でコメントすることとなった。
デビューから圧倒的な投球で3連勝を飾り、大きな注目を集めているミジオロウスキー。昨年話題となった新人王のポール・スキーンズ(ピッツバーグ・パイレーツ)にちなみ、早くも“新・怪物”の呼び声高いが、この日はその“怪物”スキーンズと同様、くしくも初対戦の試合で、いきなり大谷の豪快弾を浴びることとなった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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