■「高齢の女性は子どもは産めない」発言の真意
7月3日、神谷氏のある発言が物議を醸した。「いいですか。男性や申し訳ないけど高齢の女性は子どもは産めない。若い女性が子どもを産みたい(と思わせるような)、子どもを産んだほうが安心して暮らせるという社会状況を作らないといけないのに、働け働けってやりすぎた」という第一声の、「高齢の女性は子どもは産めない」に批判が集まった。
神谷氏は「過去にも言ってきたことで、訂正するつもりはない。女性にも適齢期があって、一定の年代を超えれば産めなくなるし、母体にかかる負担が大きいことは医学的にも証明されている。“高齢出産がダメだ”と勘違いしたメッセージを多くもらったが、そういうことを言ったのではない。終わってから囲み取材でも聞かれたので説明したが、あえて切り取って記事にされたのは悪意があると思う」と主張する。
また、「働け働けってやりすぎた」という男女共同参画への提言については、「女性の社会進出は大いに結構。実際、参政党は女性議員が多いし、今回の参院選でも女性立候補者の数が一番多い。私の妻も働いているし、“女性は家にいなさい”という考え方も全くない。ただ、“女性が外に出なきゃ”とやりすぎたことで、専業主婦が社会的に価値のないことだと思い込まされた人もいた。外に出て働くこともすばらしい、家にいて子どもを育てることもすばらしい、両方の選択肢を増やそうということをずっと訴えている」と述べた。
■“日本人ファースト”に批判も 「今整備しないとますます不満が溜まる」
