【MLB】ブリュワーズ 3ー2 ドジャース(7月9日・日本時間10日/ミルウォーキー)
110マイル近い打球が身体に当たりそうになったら思わずこんな声が出るのかもしれない。ドジャースの大谷翔平投手はこの日のブリュワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。この日は3打数ノーヒット2四球に終わったが、第4打席にはアッと驚くハプニングがあった。
1ー1の同点で迎えた7回表のドジャースの攻撃。1死ながら一、二塁と一打勝ち越しの場面で打席が回ってきた大谷はブリュワーズのアシュビー投手と対戦。ここまでノーヒットということもあり打つ気満々という表情の大谷だったが、アシュビーが初球に投じた160キロのシンカーをフルスイングした。
あまりに速いボールだったせいか、打球は差し込まれる形になり前に飛ばず大谷のすぐ近くでワンバウンド。一歩間違えば身体に直撃していてもおかしくない当たりだっただけに大谷も驚いたのか低い声で「オォーッ!」と唸るほどだった。
この様子を見た視聴者も「あぶねー」「大谷さんに当たらなくて良かった」「怖いよ」と大谷に打球が当たらずに済んで胸をなでおろしたが、逆に動揺したのがアシュビー。その後大谷に対しストライクが入らなくなってしまい、その後投げた5球すべてストライクゾーンを外れてしまって結果四球に。その後ミアーズ投手にスイッチしたが、1死満塁の場面で打席に立ったベッツ内野手があっさりとレフトへの犠牲フライを打ち上げて、ドジャースが1点を勝ち越した。しかし9回にスコットが連打を浴びて同点に追いつかれ延長戦に突入すると、10回にタイムリーを運ばれて痛恨のサヨナラ負けとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


