現在、夏休み中の「親子ワーケーション」の申し込みを受け付けている、新潟・妙高市。2022年から、春と夏の年に2回のペースで実施している。
2泊3日のスケジュールで、子どもたちは青少年自然の家で自然体験などを行い、その間に保護者はコワーキングスペースで仕事など自由に過ごす。8家族ほどの参加枠が毎回ほぼ埋まるほどの人気でリピートの参加者も多く、中には5回参加した家族もいるという。
妙高市グリーン・ツーリズム推進協議会 舘野智光事務局長は、参加者の様子を以下のように語った。
「お子さんが『参加したい』と言っているのが一番、お父さんお母さんが『行くか』と思う要因だと思う。5回目の方も、自分が楽しむというより『他の子の面倒を僕が見るんだ』と言ってくれている」(舘野智光事務局長、以下同)
協議会では企業向けや、地元の小学校の見学などが組み込まれた教育移住を提案する親子ワーケーションにも取り組んでいる。ポイントは、自治体などの補助金に頼らない運営である。
「立ち上げ当初は、市からも補助をもらいながら企画していたが、目指すところは『自立自走』。補助があればとても嬉しいが、ずっと続く補助金はないため、自立自走を目標にずっと取り組んでいた」
今は、参加費だけで運営を回していけるようになったとはいえ、修学旅行の誘致や、滞在型市民農園なども手掛けることで、より安定した運営が実現できているという。
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