決定打は南2局の親番。茅森が白と中を仕掛け、日向もリーチで場が沸騰したところ、猿川も五・八万待ちでテンパイ。タンヤオ・平和・赤・ドラの親満貫で、八万は日向の現物だ。リーチで跳満を引きに行くか、それともダマテンでロンを狙うか。猿川はスッとテンパイ打牌の南を縦に置き、息を潜めた。「ツモるのならリーチしておきたかった」と試合後に語ったこの選択。猿川はアガリ牌の八万をそっと引き寄せ、ツモ・タンヤオ・平和・赤・ドラの1万2000点を決めトップ目に浮上した。
前田とわずか100点差で迎えた南4局は、5・8筒のテンパイをリーチ。今度はリーチ・ツモ・赤・裏ドラ3の跳満をツモり、首位で通過を決めた。これにファンは「うおおおー!」「これはかっこいい!」「モンキーマジックきたー!」「猿やったやーん!」と大歓声。またその後、去り際にカメラへ笑顔を見せたシーンでは「嬉しそうw」「にっこり」「かわいいw」「手振ってくれたw」とまたファンを沸かせていた。
試合後は「少しでもユニフォーム姿を見たいと言ってくれるファンもいる。頑張っていきたい」とコメント。「昨シーズンは2戦目で負けてしまった。今回は2回勝てたので、もうちょっと進みたい」と控えめに語り、スタジオの笑いを誘った。
2位通過は前田、試合結果Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)



