【MLB】レッドソックス 1ー0 レイズ(7月12日・日本時間13日/ボストン)
レッドソックスの吉田正尚外野手が、今季初盗塁を成功させた。昨季までの2年間で盗塁数はわずかに10。それだけに現地実況もまさかのスタートに笑いが堪えきれなかったようだ。
開幕から右肩を痛めて負傷者リスト入りしていた吉田だが、9日のロッキーズ戦で今季初出場。この日のレイズ戦は「5番・DH」で今季3試合目の出場となった。
注目のシーンはレッドソックスが1ー0とリードして迎えた7回だった。先頭の吉田は、カウント0ー2から3球目、足元へのナックルカーブが左足を掠めて、死球で出塁した。映像ではわからないくらい微妙なシーンだったが、吉田がアピールすると、主審もすぐに一塁への進塁を指示した。
無死一塁となったが、続くストーリー、アブレイユは共に三振を喫し、打席にはトロが入る。するとレイズの2番手右腕・ウセタがカウント2ー1から投じた94.4 マイル(約151.9キロ)のストレートのタイミングで吉田がスタートを切ったのだ。ジャンセン捕手の送球が高かったこともあり、吉田は楽々と二塁セーフに。するとスタジアムからは大歓声が起こった。
これには実況も解説も2人揃って「ホホッ…」と思わず笑い声が漏れる。さらにSNSのファンたちも「吉田めちゃくちゃいいスタートだったな」「送球それたのもあるけど、そのままでもセーフだったんじゃ?」「吉田正尚盗塁してて草」「盗塁時の吉田正尚選手のスライディングもきれいだな。」「マサが走った!」「最高なんだけど」と大盛り上がりとなっている。
なお、吉田が最後に盗塁を成功させたのは2024年9月22日のツインズ戦。ダブルヘッダーの第2戦で、4打数1安打、1打点、1盗塁の活躍を見せていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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