【MLB】ジャイアンツ2—5ドジャース(7月13日・日本時間14日/サンフランシスコ)
ドジャースの山本由伸投手がジャイアンツ戦に先発登板。今季最長タイとなる7イニングを投げ切り、ジャイアンツ打線を沈黙させる快投。しかしリリーフ陣が土壇場で追いつかれ、今季9勝目はおあずけとなった。
前回登板ではまさかの初回5失点(自責点3)、1イニング持たずして降板を喫した山本。この日は初回、三者凡退と上々の立ち上がりを見せた。
2回、この日初めての与四球で、さらに続く3回に両チーム通じて初めての安打でランナーを許したが、着実にアウトを重ね、ジャイアンツ打線をしっかりと抑え込んだ。
4回に大谷の四球をきっかけに1死二、三塁のチャンスを迎え、フリーマンのタイムリーでドジャースが先制。さらに5回にロハスのソロ本塁打と2点の援護をもらった山本はその後も好投。7回91球を投げ、被安打2、与四球2、7奪三振、無失点でリリーフ陣に託した。
大谷は5回の第3打席で2試合ぶりのヒットとなるライト前ヒットを放つなど、3打数1安打2四球2得点の活躍を見せ、足で山本を援護した。
試合はその後、9回のマウンドにあがったスコットが2ランを被弾。土壇場で同点に追いつかれてしまう。延長タイブレークとなった試合は11回、フリーマンのタイムリーで勝ち越し、さらにジャイアンツの連携ミスの間に大谷がホームに還るなど3点を追加し、逃げ切った。
山本に勝ちはつかなかったが、ドジャースがオールスターゲーム前最後の試合を勝利で飾り、3カードぶりの勝ち越しとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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