ブルドーザーが駆け上がる！鈴木大介、攻めまくりの2連勝で首位通過「自分の麻雀を打ち切る」2位通過は鈴木たろう／麻雀・Mトーナメント

　リードは守るものではなく、広げるもの。二刀流雀士が強気攻めで完勝だ。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2025」予選2ndステージE卓が7月14日に行われ、鈴木大介（BEAST X・連盟）が2連勝でファイナルステージ進出を決めた。2位通過は鈴木たろう（赤坂ドリブンズ・最高位戦）。
　第1試合は東家から鈴木大介、勝又健志（EX風林火山・連盟）、たろう、内川幸太郎（KADOKAWAサクラナイツ・連盟）の並びで開始。チャンスはいきなり訪れた。東1局、鈴木大介の配牌は234の三色同順が狙える形。3巡目に4索を引いてイーシャンテン、5巡目にカン三万待ちでテンパイすると即リーチだ。三万はドラで、警戒されやすい牌。鈴木大介はリーチでライバルを押さえつけ、ツモアガリを狙った。14巡目、三万をそっとツモ。リーチ・ツモ・タンヤオ・三色同順・ドラの1万8000点が完成した。東2局は内川から3200点のアガリ。そのまま逃げ切ってトップを獲得した。試合間のインタビューでは「（リードがあっても）普通に打って、あまりオリすぎないように」と戦いの方針を語った。