選挙戦が進むにつれて「外国人問題」の投稿が増加
さらに、政策ワードごとに投稿数の推移を見て「共産党は公示日の直後は『消費税』『減税』が圧倒的に多かったが、選挙戦が進むにつれて『外国人問題』も少しずつ増えてきている。これはX上で外国人問題の投稿が全体としても増えてきている中で、共産党の候補者が差別的な発言に対して反対を呼びかけるような投稿が増えてきた傾向が読み取れる」と解説した。
国民民主党は特に「賃上げ」が目立つ
続いて、国民民主党の候補者および党の公式Xがどのような政策発信を行ったのかを見ていく（調査期間7月3日〜13日）。
国民民主党は特に「賃上げ」が目立つ。
秋本記者は「国民民主党は『手取りを増やす』と掲げ、かなり多く投稿しているので関連する『賃上げ』が増えている。また、『安全保障』や『外国人問題』といった保守寄りのワードも多いことも1つの特徴だと思う。加えて、他党では上位に出てこない『就職氷河期』というワードも比較的多く、国民民主党としてもかなり熱心に訴えかけていることがあらわれている」と分析した。
「安全保障」についても少しずつ増加傾向
